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パク・シフの初主演映画『殺人の告白』あらすじ&日本版と比較した感想

こんにちはsannigo(さんご)です。いつもありがとうございます。

今回の映画は、ご存知のように(そんなもん知るかい!)わたしの推し韓流スター”パク・シフ”の初主演映画『殺人の告白』です。

  

パク・シフの初主演映画『殺人の告白』あらすじ&日本版と比較した感想[写真AC]

 

 

 

ご存じの方も多いでしょうが、その後2017年の日本映画『22年目の告白 -私が殺人犯です-』は、この映画のリメイクです。

 

日本版での主演は、藤原竜也と伊藤英明のおふたりで、こういったアクション映画への出演は多い気がするのです。

 

ところが、韓国版の『殺人の告白』の方がよっぽどカーアクションも含めたアクションも派手で見ごたえがあり、日本版のおふたりにもこの韓国映画くらいにもっとアクションをみせてくれても良かったんじゃない?って感じました。

 

日本版の『22年目の告白』は、サスペンス色が強くて、藤原竜也の大演説を何度もCMでみていたせいか、最後の最後まで真犯人がわからずイライラしながら真犯人を探すことだけを目的に見ていた気がする。

 

これが日本版の戦略通りなんだろうけど、韓国版のようにアクションやお楽しみシーンがもっとあってもよかったな。

 

最初に日本映画を見てしまった事も感想に影響しているだろうから、もし逆の順番で見たらどう感じたのか?と考えるのも楽しい作品。

 

殺人の告白/2013

 

殺人の告白(字幕版)

 

映画.comの評価


☆3.5

 

殺人の告白解説


「家門の栄光」「検事プリンセス」などのTVドラマで人気のパク・シフが、美しすぎる殺人犯を演じた映画初主演。

 

15年前に起こった連続殺人事件の犯人だと名乗り出た男、イ・ドゥソクは、時効が成立しているために無罪となった上、自分の犯した殺人について詳細に記した本を出版。

 

その衝撃的な内容と美しいルックスが相まって、ドゥソクは一躍時の人となる。

 

しかし、15年間事件を追い続けていた刑事チェ・ヒョングは、本の中に最後の未解決失踪事件の真相が書かれていないことに気づく。

 

そんな中、自分こそが真犯人だと主張する人物が現れ……。

 

新鋭チョン・ビョンギル監督が、「殺人の追憶」の題材にもなった華城連続殺人事件からインスピレーションを得て描いたサスペンス。

 

2012年製作/119分/PG12/韓国

原題:Confession of Murder

配給:ツイン

 

スタッフ

 

監督

チョン・ビョンギル

脚本

チョン・ビョンギル

 

キャスト

 

パク・シフ:イ・ドゥソク

チョン・ジェヨン:チェ・ヒョング

キム・ヨンエ:ハン・ジス

チャン・グァン:TV局長

引用元:殺人の告白 : 作品情報 - 映画.com

 

わたしの勝手なあらすじ・感想

 

勝手な評価


☆3.8

 

勝手なあらすじ

 

15年前に起きた10人もの女性が殺害された連谷(ヨンゴク)殺人事件。

 

刑事のチェ・ヒョング(チョン・ジェヨン)は、すごいアクションシーンの連続でやっと殺人犯をギリギリまで追い詰めたのに、顔を深く切り付けられて犯人を取り逃がしてしまう。

 

17年たった今、イ・ドゥソク(パク・シフ)というすこぶるかっこよい男が「自分が事件の犯人」だと名乗りを上げた。

 

時効が成立して法に裁かれなくなったドゥソクは、事件の全容を克明に記した本「私が殺人犯だ」を出版する。

 

犯人が自ら犯した事件の全容を書いて本を出版するという衝撃と事件内容があまりにも真実過ぎることにヒョングや警察関係者は不審感を抱く。

 

本に書かれた衝撃的な告白とその美しいルックスが相まって、告白本は瞬く間に300万部のベストセラーになり、彼は一躍スターになった。

 

しかし、15年間も事件を追い続けてきた刑事チェ・ヒョングは、ドゥソクに怒りを募らせる一方、告白本の中に最後の未解決失踪事件の真相が書かれていないことに気づき、真犯人ではないかと確信する。

 

ヒョングは、彼が告白本には書かれていない未解決の失踪事件の真犯人ではないかと確信する。

 

ドゥソクは因縁の相手ヒョングへの卑劣な挑発によってメディアの注目を集めようと企む。

 

そして事件の被害者遺族がドゥソクの殺害を画策する事件までもが発生。メディアの報道はますます過熱する。

 

そんな中、連谷事件の凶器を証拠品として真犯人を名乗るJという人物が現れる。

 

勝手な感想


日本版の「22年目の告白」を先に見てしまっていたことで、真犯人はドゥソク(パク・シフ)ではない!と確信を持って見はじめたことが残念だった。

 

きっと先入観なく見たほうがもっとおもしろかっただろうに。

 

まずは冒頭からのカーアクション、さらに刑事のヒョングが真犯人を追い詰めてあと一歩のところまでのアクション(暴力)がすごく激しく見ごたえがあって映画にグイグイと引き込まれた。

 

ここまでの暴力は、日本映画ではあまり見られないし、ここまでやっても人って死なないししっかり復活できるって事も知ることができた。

 

刑事のヒョングは、顔というか口を深く傷つけられて犯人を取り逃がしてしまったわけだけど、ここで頭をよぎったのは、どうでもいけど、映画『ジョーカー』だった。

 

冒頭でも感じたように、日本版のはせっかくの藤原竜也に伊藤英明なのに頭脳戦みたいな感じでサスペン的な要素が強く、アクションらしいものがほとんどなかった。

 

その反動かもしれないが、アクションが派手なところだけとっても、韓国のこの「殺人の告白」のほうがおもしろかったし見ごたえがあった。

 

まあ主人公が推しのパク・シフだし、お顔だけ見ても藤原竜也より上だと心の底から感じているのだからここは仕方ない。

 

あんな顔面偏差値の高い方だと、ちょっとだけ片方の広角をあげるだけであんなにも不気味な表情になるものかと感心した。

 

イケメンで長髪の殺人の真犯人もやたらと強くて、刑事ヒョングがかわいそうなくらい。クライマックスシーンのアクションもまた見ものだった。

 

PG12で、『殺人の追憶』の題材となった未解決事件「華城連続殺人事件」にインスピレーションを受けたサスペンスアクション。と書かれていたので『殺人の追憶』ってなんだべ?って思ったらすでに見ていたことが判明。

 

映画をタイトルで覚えられないからわからなかったが、あの「パラサイト 半地下の家族」でアカデミー監督賞を獲ったポン・ジュノ監督とソン・ガンホが主演の映画だった。

 

「殺人の追憶」での犯人はどれだけ必死で探しても見つからなかったし、警察の取り調べ方にもかなり問題があることを示した作品だと思っている。

 

時効を迎えたとしても、まだ「殺人の追憶」で描かれたような絶対にしっぽを出さないような連続殺人犯を、もしどうしても見つけ出して逮捕したい!となったら、やっぱりこの映画で描かれているような方法しかないかもしれない。

 

この映画を見てから、やっぱりパク・シフはいいなぁと改めて感じ、BSテレ東で現在放送中の韓ドラ『黄金のわたしの人生』を録画して見始めた。

 

パク・シフの清潔感と育ちの良さそうな感じ、本当に大好きだ。同じ時代に生きていてくれてありがとう。

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。またお会いしましょう。