かなり重いタイトルだというのに、病と戦いながらも悩み、苦しみ、それでも前へ進んだことで、一人の男性と出会い幸せを知り、もっと生きたくなった女性をやさしく描いているせいか、見終わった瞬間から不思議とやさしい気持ちで満たされる映画です。
今回の映画鑑賞は芥川賞候補に何度もあがったのに残念ながら受賞することなく、41歳の若さでこの世を去った小説家佐藤泰志氏の唯一の長編小説を、主演を綾野剛、共演に池脇千鶴、菅田将暉で映画化された『そこのみにて光輝く』です。
今回は2019年の世界的大ヒット作「ジョーカー」を見て、ジョーカーを演じたホアキン・フェニックスから受けた衝撃でお先真っ暗な気分になっちゃったお話です。これまで深く印象に残っていたのは2代目ジョーカーのジャック・ニコルソンだったけど、今は誰もが…
今回は「狗神」以来20年ぶりに天海祐希が、単独で主演することで話題になった映画「老後の資金がありません!」のあらすじや感想を綴っていきます。外出自粛以降、久々にTOHOシネマに足を運んで見た作品は、やはり大好きな天海氏主演の「老後の資金がありま…
映画「瞽女」は、最後の瞽女(盲目の女性旅芸人)といわれた実在の女性小林ハルの波乱の人生を映画化した伝記ドラマ。その「おしん」で活躍した子役の小林綾子さんも出演している映画「瞽女(ごぜ)」で、実在の女性小林ハルの子供時代を演じたのがこの川北…