movies-sannigo's blog

アラ還女sannigo(さんご)の映画鑑賞の日々を綴っています

「ブレイブ 大都市焼失」は実話をモデルにした、中国で大ヒットした勇敢な消防士たちを描いた映画

こんにちはsannigo(さんご)です。いつもありがとうございます。

今日もめちゃくちゃ「あぢぃ」じゃないですか?天気予報では「危険な暑さ」と言っておりましたが、みなさま危険に身をさらしていませんか?

 

こんな日は、すべての「やるべきこと」はあきらめて、お部屋を換気しながらエアコンを効かせて、冷えたお部屋で大爆発や火災の映像がバンバン出てくる映画を見ることをおすすめします。

 

その映画は中国映画「ブレイ ブ 大都市焼失」です。では、いつものように「ブレイ ブ 大都市焼失」を見た感想を書いていきます。

 

実話を映画化した勇敢な消防士たちを描いた映画[写真AC]

 

 

 

「ブレイブ 大都市焼失」

 

 

「ブレイブ 大都市焼失」ってどんな映画?

 

中国で制作され本国で大ヒットした火災パニックアクション大作です。

 

世界最大級の石油コンビナートが爆発。火災が発生し、一体がパニックに。

800万人の大都市を救うために勇敢な消防士たちが鎮火に命をかけて望む大作で、とに

かくリアルな火災パニックシーンのCGやセットでのファイヤースタントが迫力満点です。

 

映画.comでの評価や口コミを見るとかなりの低評価なのでどうかな?とも思ったんです。

 

ところが、あんなに火の中でのアクションシーンを大河ドラマでの炎と煙に包まれた「本能寺の変」のシーンくらいしか見たことがない私にはタンクの爆発で人がぶっ飛んだり、マンホールの蓋がつぎつぎ飛んで来る中を逃げる消防士とか、けっこう興奮できて楽しかったけど……。

 

火災シーンや爆発シーンが多い中でも消防士たちの豊かな個性や家族を思う愛や熱い友情などはしっかりと描かれているので、ついつい泣いてしまいがちな映画でもあります。

 

ちょっと泣きたい気分の時にハンカチやティッシュペーパーをしっかりと準備しておけば、涙を流すことで発散できるストレス解消にも一役買えそうです。

 

2010年に大連新港で実際に起きた石油流出事故をモデルにしているとのこと、もし日本でもこのような事故が起きたらどんな事になってしまうのか?とかなり不安を煽られた気がします。

 

私の住んでいる日本では2011年に、観測史上最大規模の東日本大震災が起きています。

 

この地震での巨大津波津波火災福島原発の事故などで亡くなられた方やゆくえ不明の方は10万5千人以上と本当にたくさんの被害をもたらした自然災害なのですが、このようなたくさんの被害がでてしまう人災が起きたとしたら、本当に恐怖ですよね。

 

今回のこの映画での事故は人災、しかもこんなに危険な事故が実際に起きているという事実と、経営者はその事実を最後の最後まで隠そうとする態度、起きてしまった火災や爆発の迫力などを映像から感じることができます。

 

そんな人災の事故なのに、消防士たるもの死ぬとわかっていても現場に飛びこみ、命掛けで爆発を鎮火されようとする人たちがいることを知ることができる映画としても、一回は見る価値がありそうです。

 

「ブレイブ 大都市焼失」2019年の中国国内興行成績(外国映画含む)が、年間ランキング第8位にランクインした中国本国での大ヒット作品で興行成績は$244,259,105です。

 

キャストは中国を代表する俳優のホァン・シャオミンが消防隊の隊長リーウェイ役で、さすがにハリウッド映画「大脱出2」にも出演したことがある俳優さん、素手になってしまい手がボロボロになっても必死でバルブを回し続ける姿(8,000回も)はオーラがあります。

 

 

映画.comの評価


✫2.5

 

解説

 

2010年に大連新港で起きた石油流出事故をモデルにした物語で、火災パニックものとして他国の近い内容の映画と比べてもスケールは大きく、中国映画界の勢いを感じさせる要注目作だ。


VFXも多用しながら、巨大スケールのオープンセットを組み、実際に本物の火炎・爆発もたっぷりと駆使した、映像の迫力は格別。


命懸けの事態の中、人間味豊かな消防士たちが繰り広げる熱い人間群像も見どころだ。
キャストも、中国を代表する男優で、ハリウッド映画「大脱出2」にも出演したホァン・シャオミンなど、充実している。

 

「2019年に中国で作られ、同国で大ヒットした火災パニックアクション大作。巨大コンビナートで火災が発生し、一帯はパニックに。勇敢な消防士たちは全力で鎮火を目指す。」

 

中国のビンガン市。多くの功績を残してきた消防隊の隊長、リーウェイ。


ある火事を消火した後、新人隊員に現場検証をさせるが、そこでガス爆発が起き、新人隊員は命を落としてしまう。


その責任を取らされてリーウェイは降格し、部下の班長ウェイグオが隊長の座を引き継ぐ。そんな中、港に面した巨大コンビナートの石油タンクが爆発し、コンビナート中に延焼するだけなく港の一帯にも危機が迫る。


現地に向かった消防隊だが苦戦する。

 

作品データ

原題/烈火英雄

制作年/2019

制作国/中国

内容時間(字幕版)/119分

ジャンル/アクション/冒険

 

スタッフ


監督
トニー・チャン

製作
デフ・ジャンほか

脚本
チャオ・ウォンほか

音楽
ピーター・カム


キャスト

 

 役名       役者名

ジャン・リーウェイ:ホァン・シャオミン

ウェイグオ:トー・チアン

ワン・ルー:ヤン・ジー

シャオビン:オウ・ハオ

 

 

引用元:ブレイブ 大都市焼失 | 映画 | WOWOWオンライン



わたしの勝手なあらすじと感想

 

私の勝手な評価

 


✫4.0

 

あらすじ

 

リーウェイは最年少で消防隊・隊長となり、勇気あるリーダーシップで数々の栄誉に輝いてきた。


今日もレストランの火事を持ち前のリーダーシップと能力で消し終えた彼は、経験を積ませるために現場検証を若手の消防士に任せて、その現場を離れる。


しかし、経験の浅いその消防士は、現場に残されたガス爆発の兆候に対応できず、爆発により死んでしまう。


リーウェイは、この失敗により地位をはく奪された上、更に除隊を迫られ、失意の日々を過ごすことになる。


そんなある日、世界でも最大規模の石油コンビナートで火災が発生、家族と共に休日を過ごしていたリーウェイは、火事の連絡を受け、現場に向かう。


火事は化学物質の都市部への拡散の危機も招いており、もし、それに引火したら、800万もの人間が即、焼死するという人類が体験したことのない災害となる。


この恐ろしい状況でリーウェイは究極の選択を迫られる。

 

 

勝手な感想

 

あらすじを読んで、なんかすごく爆発シーンがあるみたいだし、リーウェイという消防隊の隊長が一時の判断ミスで後輩消防士を死なせてしまい、地位を剥奪され除隊まで迫られるという人生のどん底から、さあどうなるの?

 

って思ったのだけど、評価や口コミに褒めているものがない事もあってちょっと軽い暇つぶしで見始めたという感じ。

 

映画的な派手なタンクの大爆発や大規模な火災のシーンに興味がある人にはスタントで見せるシーンはおもしろいだろうし、かなりの人が爆発でぶっ飛ぶんだけどその高さやスピード、炎の勢いは見る価値があるのでは?

 

足や防火服の一部が燃えていても、おびえたり驚いたりせずに消火から逃げない消防士さんがかっこよすぎです。

 

・CGの部分での火災が大きく激しすぎて、実際そんなところで話なんてできるんかい?

・消化用の水がない状態でもタンクを守ろうと消防士さんたちみんなが手をつないで横一列になって、炎に向かって「来るなら来い!絶対燃やさないぞ」みたいに叫んでいるシーンはアニメだったら良かったかもだけど、そのすんごい炎に向かっていくのは無理じゃない!

以上、ツッコミどころ

 

消防士たちの人間模様、たとえば消防隊長のリーウェイの奥さんと幼い喘息の息子が避難する中でのそこで知り合う他人とも助け合う姿、結婚間近の消防士を思う婚約者であり仕事仲間の女性の心情などもしっかり大爆発の間に描かれています。

 

私はこの人間模様のシーンでは、自然と涙が流れるほど感情移入できました。

 

人間ってそんなに火の中にいて大丈夫なの?とか不思議な点もあるのですが、涙が出るほど感情移入できたり、激しすぎる大爆発や火災のシーンで人がぶっ飛ぶ映像などは単純にスゴイ!!前のめりで見れます。

 

この「STAY HOME」になってしまった短い夏休みに、グッと冷やしたお部屋で映画「ブレイブ 大都市焼失」をファミリーで楽しむことを✫4つ分くらいおすすめします。

 

\見忘れた映画を見るなら/

Amazon.co.jp: Amazon Prime

 

関連記事>>

 

movies.sannigo.work

movies.sannigo.work

movies.sannigo.work

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。では、またお会いしましょう。