ネットニュースかなにかで「世界三大映画祭」の一つ『ベルリン国際映画祭』で「映画化したい一冊」と高く評価された小説と書かれていたこと、そして主演が活動休止中の嵐の二宮和也であることから、ぜひ観たいと思っていた映画です。
今回の映画は、昭和世代の私にとって、いつまでも寅さんの妹さん「さくら」だと思っていたあの倍賞千恵子さんが主演の映画『PLAN75』です。とある教授さんがおっしゃった、ちょいとシニア世代にはきびしい「高齢者は集団自決してはいかが」という声が物議を…
かなり重いタイトルだというのに、病と戦いながらも悩み、苦しみ、それでも前へ進んだことで、一人の男性と出会い幸せを知り、もっと生きたくなった女性をやさしく描いているせいか、見終わった瞬間から不思議とやさしい気持ちで満たされる映画です。
今回の映画鑑賞は芥川賞候補に何度もあがったのに残念ながら受賞することなく、41歳の若さでこの世を去った小説家佐藤泰志氏の唯一の長編小説を、主演を綾野剛、共演に池脇千鶴、菅田将暉で映画化された『そこのみにて光輝く』です。
今回は2019年の世界的大ヒット作「ジョーカー」を見て、ジョーカーを演じたホアキン・フェニックスから受けた衝撃でお先真っ暗な気分になっちゃったお話です。これまで深く印象に残っていたのは2代目ジョーカーのジャック・ニコルソンだったけど、今は誰もが…